厳島級敷設艦 (日本海軍, 1929)

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概説

 厳島は日本海軍が最初に計画した航洋敷設艦である。これ以前の敷設艦はいずれも他艦種からの改造であった。専門艦として計画された厳島は、これら改造型敷設艦に比べてその能力が飛躍的に向上した。当初は3千トン級で計画されていたが、予算の関係で2千トンに縮小された。この小型の船体にできるだけ多くの機雷を搭載するため、機関として専有面積の小さいディーゼルを採用した。もっとも、このために速力を17ノットで忍ばざるを得なくなった。厳島は敵前での強行敷設を企図して建造された。そのため、14センチ砲という駆逐艦を上回る強力な砲戦能力が与えられた。だが、これらの重武装はトップヘビーを招き復原性の不足という事態をもたらし、結局昭和10年に上部構造物を縮小している。戦時中は主に南方での機雷敷設と輸送に用いられ、昭和19年秋に被雷戦没。

主要要目

排水量: 基準 1970t, 公試 2047t
長さ: 垂線間長 100.0m, 水線長 104.0m
全幅: 11.83m
喫水: 3.22m
機関: 3軸 ラ式1号ディーゼル 3基, 3000bhp
速力: 17ノット
兵装: 14cm/50口径砲 3門, 8cm/40口径対空砲 2門, 機雷 300, 爆雷 2
乗員: 235

一覧

計画 艦名 建造 起工 進水 就役 艦歴 記事
大12 厳島 Itsukushima 浦賀船渠 1928.02.02 1929.05.22 1929.12.26 (敷設艦) 1944.10.07 戦没 (被雷)
1945.01.10 除籍
ジャワ海
(05.26S/113.48E)